神社にお参りに行きたい。そんな時、あなたはどこの神社に参拝しますか?
昔からお参りしている地元の神社?それとも、今話題のパワースポット神社?
そんな神社にまつわる不思議な話を紹介します。
まずは地元の氏神様へ参ろう
昔からお参りしている神社がありますよね。家の近所にあり、地域を挙げてのお祭りなどが行われる、古くから祀られている土着の神社です。そういった神社は氏神様と呼ばれています。
氏神様はそれぞれの地域をお守りする土着(どちゃく)の神様で、そもそもは血縁集団である氏族がおまつりしている神様だったそうです。
したがって、その地域の家は、氏神様を信仰する氏子になっていることが多いです。生まれた時のお宮参り、七五三でもお参りします。
何か大切なお願いがあるのなら、やはり昔からお参りしている氏神さまが一番ではないでしょうか。
神様にも専門分野がある。何の神様なのかを調べよう
日本の神様は八百万(やおよろず)というだけあって、数多くいらっしゃいますよね。そんな神様方にも、専門分野があるのをご存じですか?
神社には、学業の神社、縁結びの神社、安産祈願の神社、などのご利益を掲げている場所が多いですよね。その神社に祀られている神様に由来していたり、かつてお参りした人に現れた、ご利益の伝説からきていることが多いです。
何と神様にもご利益の得意分野があるのです。
たとえば、学問の神様が祀られている神社で、好きな人との縁結びを祈願します。けれども、学問の神様にとっては受験合格ならまだしも、縁結びは許容範囲外になるのです。
「私は学問専門だし、恋愛成就を願われてもねぇ。」と、神様も困ってしまいます。 神様にも得手不得手の分野があるのです。
恋愛成就のお願いになら、縁結びの神様にお参りに行ったほうが、ご利益はぐっとあがるはずです。こちらの神様なら、縁結びが大の得意分野なのですから。
けれども、学問の神様に、縁結びを願ってはいけない、ということはないのです。
祈願するのは自由です。ただし、苦手分野なのですから、叶えて頂けるかどうかは期待しないほうがいいでしょう。
神社にも相性が?気分が良くなる神社を探そう
世間ではパワースポットがブームとなっていますよね。数ある神社にもパワースポットと呼ばれる場所は沢山あります。
だからといって、手当たり次第に参るのはよくありません。人同士でも相性がありますよね。気の合う人もいれば、どうしても合わない人もいます。
神社と人でも同じです。いくら話題のパワースポット神社でも、全ての人がその神社と相性が良い訳ではないのです。
では、どうやって相性の良い神社を見つければよいのでしょうか?それは、今まで参拝した神社を思い出してみてください。
そういえば、あの神社すごく気分がよかったな。居心地よかったな。と、思った神社があったはずです。逆に、有名なパワースポット神社に行ってみたけど、あそこは何だかいまいちだったな。などが、あるはずです。
気分が良かった、もう一度行きたい。そう思った神社があなたにとって相性の良い神社なのです。
そんな神社が今まであったっけ?と、思いの方は、近場でもよいので気分が良くなる神社を是非探してみてください。
お守りを沢山持つのは厳禁。一つに絞ろう
神社に行くと、ついお守りを買ってしまう事ってありますよね。記念に買って行く方も多いのではないでしょうか。
けれども、別々の神社で買った沢山のお守りを一緒に持ち歩くのは、よくありません。
神様同士にも相性があります。相性が悪いと喧嘩をしてしまいます。そうなると、持ち主に良い影響を与えるどころか、悪い影響を与えかねません。
お守りは、一つを選んで肌身離さず持ち歩くのがよいのです。
いかがでしたか?神社にも人と同じように、相性があります。オススメはやはり、地元の氏神様や、自分が心地よいと思える神社に参拝することです。
是非あなたに合う、素敵な神社を見つけてみてください。