みなさんこんにちは、ピナレロです。
慌ただしく速い感覚で時が過ぎていくことを感じる時代になりました。
自分の心の身体のバランスが崩れやすくなり、自分でも気付かないうちにストレスが蓄積されてしまいますね。
このようになると、身体に偏重を来してしまうようになってしまいます。
ストレスから来る身体の偏重とは?
心と身体のバランスを崩してしまうというのは、自律神経のバランスが崩してしまうことです。
自律神経は交感神経と副交感神経で構成されていますが、交感神経は精神状態を高揚させる役目を持ち、副交感神経はリラックスさせる働きを担っています。
私達の生活の中では、この2つの自律神経のバランスによって保たれています。
しかし、複雑な人間関係や忙しい時間の中で生活していると、これ等の神経のバランスの調整が上手くコントロールできずに、身体に支障をきたしてしまうのです。
ヒーリングで改善できる
このような崩れた精神のバランスを調整するためには、ヒーリングがとても効果的です。
ヒーリングとは、外から健全で明るく爽やかなエネルギーを体内に取り込むことで、身体の特に、精神のバランスを整えることです。
ヒーリングでよく耳にするのが、ハンドヒーリングです。
「手かざし」とも呼ばれている方法なのですが、ハンドヒーリングにより、手から放出される元気なクリーンなパワーで、体内の淀んだエネルギーを取り除くことにより、精神のバランスを本来の姿に戻してあげるわけです。
ハンドヒーリングというと、霊的なパワーと言ったイメージがあります。しかし、決して特別な力ではなく、誰もが持っているパワーです。
ただ、そのパワーを正しく引き出すためには、正しい理解と手法を用いないと効果が生まれてきません。
そのためには、きちんとした指導者の下で学んだり、ハンドヒーリングの施術を受ける必要があります。
言い換えると、自分ではなく第三者の人の力を借りないとヒーリングによる回復が見込めないことになるのです。
自己ヒーリング
しかし、他人の力を借りずとも自分でできる「自己ヒーリング」法もあります。
この自己ヒーリング法さえマスターできれば、自分一人でも、崩れた精神のバランスを整えることができます。
その具体的な方法とは、腹式呼吸によるセルフコントロールです。
腹式呼吸は、普段、私達が無意識に行っている肺呼吸とは異なり、腹部の奥にある横隔膜を上下させながら、呼吸する方法です。
この腹式呼吸は、気功法の基本的な方法でもあるのですが、体内に「気」を取り込むことでもあるのです。
気を取り込み身体の中を循環させることで、脳波がα波の状態になり、リラックス状態を作り出すことができるわけです。
失敗しないためには、静かにリラックスできる薄暗い部屋で、椅子に腰掛けて、お腹を凹ませるようにイメージしながら息を吸っていきます。
そして、腹部が膨らむように意識しながら、息をゆっくりと吐き出していきます。
ひと呼吸のサイクルは1分間とゆったりとした長さで呼吸をしていきます。
そして、息を吸い込んでいる時に自分の体内に「気」が取り込まれ、身体全体に巡るようにイメージしていくのです。
これを10分間続けることで、バランスの取れた良い精神状態を引き出せるのです。
この腹式呼吸法は特別な方法ではなく、スポーツ選手が大きな試合前でも、精神安定法として、取り入れている方法です。
腹式呼吸に慣れてくると、場所に縛られずに、どんな場所でも行えるようになりますので、自己ヒーリングとして、是非マスターしておきたい方法です。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。